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2006年07月27日

極意 かわら版=50=

又又朝からしっかりと雨が降ってしまいました。
今日のお客様、高妻山へ!と張り切っておられたのですが、やっぱり中止・・・
「雨が降るなんて露ほども思ってなかった」だけに残念そうでした。

「今度は春にリベンジ!!」そうおっしゃって帰られました。

ご家族連れのお客様はちびっこ忍者村が今回の旅の一番の楽しみだったのに・・・
それでもお昼前から日差しも出て、念願の忍者村へ。
とても満足そうにお帰りになりました。

やっぱり太陽の日差しはありがたいですね、この長雨で本当にそう感じました。

で、夜にはすっかり肌寒くなった戸隠でした。

2006年07月26日

極意 かわら版=49=

本当に何日ぶりでしょうか?朝からこんなに気持ちよく晴れ渡った青空を見ることが出来るのは・・

各地で猛暑となった事でしょう。
戸隠も負けじと急に暑くなりました、とは言っても、風は爽やかで心地よく、汗もスーッと引いていきます。

あんまり気持ちよくて、当館の玄関を眺めながら視線を空へゆっくりと向けると・・・?
この長雨と急な気温の上昇と、後は・・・よく分からないのですが、当館自慢の茅葺屋根に草が!!
しかもかなり成長していて背丈?が大きい・・・
「あの雑草?抜いたら屋根抜けちゃう?」という私の問に、主曰く「・・・。考えるのやめよう・・・」

今では貴重なこの厚みのある大きな茅葺屋根。

維持管理が追いつきません(@~@)

2006年07月23日

極意 かわら版=48=

この週末はやっと雨も上がって、久しぶりに青空を見ることが出来ました。

その晴れ間を見つけて、今日から29日に迫った「柱松神事」の準備が始まりました。
今日はこの行事に欠かせない一番の主役‘柱松‘を3体作っていました。
作っているのは、戸隠中の神主の皆さんのご奉仕です。勿論当館主もご奉仕させていただきました。が、中々と大変な作業のご様子。
「金属類を使ってはいけない」というお達しで、釘もねじも針金さえも使えないので、竹の釘を作るところからの作業。組み立てては竹の釘と紐で縛る、この繰り返し。骨の折れる仕事です。

① DVC00032.JPG  ② DVC00027-10.JPG  
③ DVC00030-3.JPG  ④ DVC00031-1.JPG

①骨組みです。四角すいを作るのが戸隠流。三角すいよりも先端をまとめるのが大変・・・
②骨組みの周りに取り付ける戸隠特産の「根曲がり竹」
③四角すいの中は空洞になっているので、杉の葉をたくさん詰め込んで燃えやすくしておきます。
④完成!!やっと1体、あと2体作るのに、夕方6時過ぎまでかかっていました。 

2006年07月19日

極意 かわら版=47=

皆さんすでにニュース等の報道でご承知のとおり、長野県の雨による災害の状況は深刻です。

毎年のようにこの時期になると、大雨による災害の報道があちらこちらで聞かれるようになりました。
被害地の岡谷市は戸隠からは遠く離れた場所ではありますが、これだけの被害があると、やはりショックは大きいです。

戸隠も今朝4時ごろから地元の消防団員の方が見回り・土嚢を積むなどの対策をとっていました。
戸隠神社の神輿殿の裏の土手が崩れたくらいの被害でした。

DVC00028-7.JPG

自然災害の凄まじさ、人間はその足元に少しも及びません。

生活の便利さと引き換えに、地球を壊してしまった代償は大きすぎました・・・

2006年07月17日

極意 かわら版=46=

久しぶりの連休は、3日間とも雨に降られてしまいました・・・
真夏日が続いていると所もあれば、大雨に警戒が必要な地域もあって、きっと梅雨明け前の雨の降り方なのかもしれません。

今日ご宿泊の皆様は広島県からわざわざお越しくださった方々です。
目的はもちろん登山。しかも日本百名山に選ばれた「高妻山」が一番の目的だったのに、このお天気で明日の登山はやむなく中止となりました。
登山ガイドさん曰く「高妻山は沢伝いに登っていくので、雨がこれだけ激しく降っていると危険」だそうです。皆さん一様に残念そうな面持ち・・・お察しします。

梅雨に雨がないのもこまりものですが、もうそろそろお腹一杯です

2006年07月15日

極意 かわら版=45=

今日、降りしきる雨の中、「源氏物語ゆかりの花展」がオープンしました。
オープンに先立ってテープカットが行われたのですが、朝から音を立てて降っていた雨がそのときばかりは、雨が上がって眩しい日差しが差込みました。

オープンを記念して、宿坊極意の御神殿でミニコンサートが開かれました。フルートとピアノのアンサンブルでした。純和風の建物に西洋の文化がすこーし融合して、不思議な空間が出来あがっていました。
当館としても初めての試み、結構いいものでした。
11月23日まで開催されていますので、是非一度鑑賞していただければと思います。

DVC00027-9.JPG 来賓の戸隠神社の宮司、藤井様です。トレードマークは「まゆ毛」・・オープンに欠かせない「テープカット」のシャッターチャンスに間に合わず。。。当館主もテープカットしたのに・・・・

2006年07月13日

極意 かわら版=44=

関東地方は連日真夏日が続いているようで。こちらは連日雨が良く降ってます。
梅雨は梅雨らしくないと・・とわかっていても、こうも毎日だとうんざりです。

そんな中、今週末から開催される「源氏物語ゆかりの花展」の準備が始まりました。
どんな風になるのか・・・・

DVC00028-6.JPG  日本刺繍協会の方達が一生懸命作品を飾っていました

DVC00029-5.JPG  刺繍の色紙。実は目には見えにくい盗難防止細工が施してあるんです

2006年07月09日

極意 かわら版=43=

昨日の晴れ間は天気予報がはずれたことにとっても感謝した、ひと時の気持ちの良い晴れ間でした。

今日は一転、雨が降ったり止んだりの「悩ましい」お天気で1日が終わってしまいました。
やっぱり標高1200メートル、雨が降るとなんとなく肌寒く感じます。
先日、東京から雑誌の取材に来られた方も「寒い」ことに驚いたおいででした。

戸隠の夏は短い。梅雨があけお盆までが本当に「暑い暑い」という位。
このところ梅雨寒い陽気が続いているので、わずかな「戸隠の夏」が待ちどおしいです。。。

2006年07月06日

極意 かわら版=42=

この数日は毎日はっきりしないお天気が続いて、やっぱりうんざりです・・
西日本方面は大雨の災害に注意が必要だとか。

戸隠は冬は確かに厳しいのですが、台風の影響もそれほど受けないし、大雨で土砂災害が、と言うこともめったにありません。。。やっぱり「神の里」です。

今日、当館を取材する方がお泊りになられました。(雑誌ですが)
主から戸隠のことを色々と説明を受けていましたが、ここは歴史が複雑で中々と一回では理解が難しいところです。
取材の方もそうだったみたいで、一生懸命でした。

簡潔明瞭に戸隠のことが説明できるように勉強勉強・・・です

2006年07月02日

極意 かわら版=41=

7月に入ってから、梅雨らしくやっとまとまった雨が毎日降っています。
それでも、日中は雨が上がり、朝と夜にまとまって降っているのでありがたいことです。

6月30日、無事に大祓いの神事も終わりました。当日はやはり雨に降られてしまってので、神事は建物の中で行われました。
いよいよ茅の輪をくぐろうか、という時に雨が小ぶりになり参加者全員が濡れることなく茅の輪をくぐり終え、お神酒を差し上げていると、今度はどしゃ降りに・・・その間時間にして約2分足らず。
参加してくださった皆さんもびっくり、我々もびっくり。
まさに「神業」。大祓いの神事、様様でした。